症例#4 胆嚢粘液嚢腫

9才齢ポメラニアン、3年前から胆泥によりウルソを内服。10日前から一般状態低下あり。精査実施したところ、肝酵素上昇、胆嚢粘液嚢腫が認められました。黄疸なし。画像所見からは胆嚢破裂が否定できなかったため、開腹手術を実施。胆嚢は壊死していたものの破裂はしておらず、定法通り胆嚢を摘出しました。画像上、脾臓に腫瘤病変が認められため、これも併せて摘出しました

10日ほどの入院管理の後、無事に退院しました。肝生検で胆管肝炎が確認されてるため、その管理を実施していく方針です