PREVENTION
予防について
ノミ・マダニ予防は、健康を守るために非常に重要です。
ノミやマダニは、皮膚病や感染症を引き起こすだけでなく、寄生虫や病原菌を媒介することがあります。予防には、定期的な駆虫薬の使用が効果的です。
さらに、散歩後の体のチェックや、家の中の清潔を保つことも予防に役立ちます。定期的な獣医師の診察で、効果的な予防方法を相談しましょう。
ノミ・マダニ予防 – 最近は 「秋が本番」です
ノミやマダニは、動物の血を吸って寄生する寄生虫で、かゆみだけでなく様々な病気を運ぶことがあります。
年間を通して予防を行うことがとても大切です。
おすすめは「オールインワンタイプ」
最近は、ノミ、マダニ、フィラリアまとめて1つで予防できる「オールインワンタイプ」が人気です。おやつを食べるように食べるタイプが主流です。おやつなので喜んでくれる子も多く、投薬がとても簡単です。
ただし、てんかんなど神経疾患のある子は別のタイプを選ぶ必要があります。その場合は皮膚に垂らす「スポットタイプ(滴下型)」をおすすめします。
ノミ・マダニが引き起こすトラブル
ノミ
- 強いかゆみや湿疹
- アレルギー体質の子では特に悪化
- 「瓜実条虫」というお腹の寄生虫の感染源にもなる
マダニ
- リケッチア ウイルス感染症の媒介
- 特に近年問題になっている SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、動物にも人にも感染します
ウイルスの特徴
- 致死率が高い 発熱を発症する、危険なウイルス
- 九州、西日本だけでなく、北海道・関東でも 全国的に注意が必要。
- 今年は、東京都市内でも発生が報告され、より警戒が必要になっています。
【予防の期間】実は「3月〜12月」が基本に
温暖化の影響で、寄生虫の活動期間が長くなっています。
- 7月〜8月の猛暑期は一時的に活動が弱まる
- 3月以降と秋の予防は特に重要
そのため、春と秋の予防は特に重要です。3月頃から12月頃まで、しっかり継続しましょう。

犬・猫のフィラリア予防は、心臓や肺に深刻な影響を与えるフィラリア症を防ぐために非常に重要です。フィラリアは、蚊を媒介にして犬や猫の体内に入り、心臓や血管に寄生します。予防には、定期的なフィラリア予防薬の投与が効果的です。
特に蚊が活発に活動する季節には、予防薬を忘れずに投与することが大切です。猫の場合もフィラリア症を引き起こすことがあり、適切な予防を行うことが求められます。定期的な獣医師の診察を受け、予防薬を適切に使用することが、フィラリア症の予防につながります。
蚊がいなくなっても油断しないで
フィラリアは、蚊に刺されることで感染する心臓の寄生虫です。
予防の基本は、毎月1回の投薬をすることです。
予防スケジュール
蚊が出始めた頃にスタート → 毎月1回忘れずに投与 → 蚊がいなくなってから1ヶ月後まで続ける

おすすめは「オールインワンタイプ」
オールインワンタイプのお薬なら、ノミ・マダニとまとめて毎月1つで安心です。

ワクチンには、6種混合ワクチンと10種レプトスピラワクチンがあります。
子犬・子猫のワクチン
6〜8週齢から接種を開始し、3〜4週ごとに追加接種を行います。
とても大切なのは、最終接種を16週齢以降にすることです。


これにより、しっかり免疫がつき、感染症から守ることができます。
ワクチンの種類
6種混合ワクチン
基本的な
病気を予防します。
10種レプトスピラワクチン
東京でも感染例があり、注意が必要です。レプトスピラ感染症は、ネズミの排泄物などから汚染が広がる。
- 河川敷・公園、ドッグランで感染の可能性は否定できません
- 人にも感染する人獣共通感染症です。感染したペットからの飼い主様に感染することも
- 肝臓や腎臓に炎症を発生します。 外で元気に遊ぶ子は、特に接種をおすすめします
2年目以降のワクチン
予防方法は2つあります。
予防方法
毎年ワクチンを接種
抗体価検査
抗体価検査を行い、免疫が残っているか確認する
抗体価が十分であれば、余分なワクチン接種を避けることができ、アレルギー反応のリスクも減らせます。 猫ちゃんの場合は、注射の回数を減らせることで、注射部位反応性肉腫の予防という面でもメリットがあります。
抗体が不十分な場合は、追加接種が必要です。
予防についてのまとめ
動物たちが安心して健康に過ごすためには、日頃の予防がとても大切です。 「うちの子に合う方法はどれかな?」という疑問があれば、いつでもご相談ください。
年齢・体質・生活環境に合わせて、最適な予防プランをご提案します。

⼈の医療では、肥満・⾼⾎圧・脂質異常などが連鎖し、最終的に重⼤な疾患へつながる「メタボリックドミノ」という考え⽅があります。これは、初期の異変が次へつながり最終的に重篤な病気を発⽣するという概念です。
犬猫にもメタボ・ロコモ(運動器の障害による身体機能の低下)の「診断基準」が研究で示され、これを予防することが重大な疾患を防ぐ鍵となります。

